ずいぶん長くバイクに乗っています。もう30年を越えました。
現在の愛馬は鈴木GSX1400。
大きなバイクですが、750ccのバイクとあまり変わらないように見えます。
身長165センチ、還暦過ぎた僕にはそろそろ持て余し気味かもしれませんけど。
さて、あまり乗りません。
年間2000キロもゆかず、しかも都心へのチョイノリばかりです。
ツーリングバイクなのに宝の持ち腐れ。
気がつけば昨年の2月以来メンテナンスをしていないので
今はちょうどコロナ騒ぎで仕事もないので時間があります。
オイル交換とチェーンの掃除をしました。
オイルはフィルターエレメントも交換すると4.8リッターも入ります。
これは4気筒、2000ccの乗用車並みですが何故かというと
「油冷」だからです。
詳しいことは書きませんがとにかくオイルの量と消費が多いのです。
いつも純正か相当のオイルを使うのですがどうも物足りないので
思い切ってTacMain
というプライベートなブランドのオイルにしてみました。
特徴は耐熱性の高さです。
GSX1400はとにかく発熱量が大きく、熱ダレが心配だったからです。
匠10W-50SNを選びました。
嬉しいことに5リットルという単位があったし送料無料期間なのがありがたい。
価格は純正の指定のオイルとあまり変わりません。(バイク用は高いです)
※自動車用はギア一体のバイクとはオイルに求める性能が違うので注意しましょう。
まずは洗車して道具を揃えて廃油箱を車体の下に置いてドレンプラグを外します。
手にオイルがドバっとかかります(笑)
フィルターエレメントを専用のレンチを使って外します。
ここからもオイルが排出されます。
10分くらいして出し切ったところで新しいエレメントを取り付け、
オイル排出口のドレンプラグを取り付けます。
この時に規定トルクでねじを締めないといけません。
規定トルクはメンテナンスブックに記載しています。
当然トルクレンチを使います。
※フィルターエレメントの脱着には専用レンチとトルクレンチも必要です。
左が新品。
匠を注ぎます。
ここでびっくりしたのは粘度が低いことです。
これまで使ってきたオイルはドロドロしていて入れる際に時間がかかりましたが
匠はさらさら流れてゆきます。
期待と不安が交差します。
※上は交換前、下は交換後のレベルゲージ。窓の内側の汚れが嫌ですね。
さて、次はチェーンの掃除です。
始めてチェーンブラシとクリーナーを使いました。
これまで横着していたので真っ黒ベタベタ状態です。
クリーナーは850ccも入っているので「こんなに必要なの?」と
思っていましたが結果としては全て使い切りました。
2本あれば他の場所も掃除できたのにね。
チェーンブラシも使いやすかったと思います。
安いものなのでもっと昔から使えばよかった・・・
とにかくきれいになりました。
チェーンオイルはAZチェーンルブ・ロングライフという製品です。
一コマずつ内側と外側から少しずつ丁寧に注油しました。
※チェーンは金色でした!
ということで洗車を含めて4時間ほどの作業。
エンジンをかけて第一印象は「静か!」
その後少し乗っての感想ですが「軽い!」
今後夏になり猛暑でどうなるか、燃費はどうなるか
とても興味あります。
何はともあれ整備ができてよかった。
※ホイールと排気管の汚れやさびをどうにかしたいです。
日ごろのメンテ不足ですね。
来年1月は車検です。
1分ほどの動画をアップしました。
工場の音がうるさいのでイマイチエンジン音が明瞭ではないのと
サンダル履きなのはお許しください。
車両はフルノーマルです。
平成15年登録、走行距離61,474キロ。