以前から少し調子が悪かったり、表示速度に不満があったので
最初に装備されていたグラフィックボード、NVIDIA QUADRO K4200を交換することにしました。
※M4000が搭載しているメモリは、K4200の倍の8ギガになっています。
私のマシン、HP Z840ワークステーションで確実に使えるものは
新品ではあっても高いので、中古のグラフィックボードを探したところ、
K4200の次の世代のM4000に決まりました。
ヤフオクだったかメルカリだったか忘れましたが2諭吉弱でした。
実は内部でボードを固定する補助プレートが合うか心配でしたが、結果的にはこのプレートは外しても問題ないようです。
それにしてもこのプレートの取付穴くらい同じ間隔にしてほしいですね。
不要になった金具
注意すべきは、取り付ける際にしっかりコネクタにボードが刺さるかということです。
けっこう浮き上がることも多いのでしっかり挿しましょう。
手順としては、下記の通りです。
新しいグラフィックボードのドライバをダウンロードしておく。
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パソコンの電源を切って、内部からグラフィックボーを引っこ抜く。
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今回はコネクター以外から電源のケーブルが刺さっているのでそれも抜く。
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新しいグラフィックボードを注意深くコネクターに挿す。パソコン後部の穴への位置合わせとボードの基盤へのロックにも注意。
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電源のコネクターを挿す。
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各所ケーブルを挟んでいたりしないか確認し、ふたを閉めてパソコンを起動する。
※上がK4200、下はM4000。出力は全てDisplayPortになりました。
↓
起動したら新しいドライバをインストールする。
今回は、ボードの刺さり具合の都合などあって、電源を入れても起動しなかったり、
画面が出なかったりして、ボードを以前ものに戻して確認したり、苦労しました。
ちゃんと画面が出た時には感動しました。
まだ表示の速さは実感できませんが、CrystalMark09というテストアプリでは(たぶん)3D関係の表示が速くなったようです。細かい線の解像線数や描画速度で抜群の伸びが確認できました。
左が以前のK4200、右が換装したM4000です。
テストするたびに若干の誤差は出ますが、トータル(一番い上の数字)も上がっていますが、下の2つ
「D2D」…2Dグラフィックス性能に関するベンチマーク。DirectDraw
「OGL」…3Dグラフィックス性能に関するベンチマークです。OpenGL
の上昇がすさまじいです。
動画の再生がスムースになったように感じます。
動画編集ソフトを使ったり、
多くの画像を開いた際のPhotoshopでも効果が出るとよいのですが。
よく、Cinebenchというソフトが使われますが、私のシステムでは何故か起動できません。そこでCrystalMark09を使用したのでした。
次はメモリの増設が目標です。
それにしても内部を見るたびに、この細いケーブルがブラブラしているのが気になります。