返却してしまい悲しい日々です。
コンパクトデジタルカメラと言ってもポケットに入るサイズではありません。
レンズが交換できないしズームもできません。やや広角気味の画角です（35mm相当）
※1/500秒 F2開放
手ぶれ補正がありません。暗い場所や絞り込んだ時に油断してシャッターボタンを押すとぶれます。
※1/60秒 F16 腕を伸ばして片手で写した
AFがそれほど超高性能でもありません。
価格も高いです。
電池もそれほど持ちません。
操作性も？と思う部分がいくつかあります。
※ダイヤル類の幅が狭い（背が低い）ので回しにくい。特に絞りリング。
シャッタボタンにケーブルレリーズ用の穴がある（笑）
※赤い印のレバーを傾けるたびにEVFとOVF表示が切り替わる。OVFでは写る範囲外まで見えるのでスナップ撮影などのフレーミングの際に安心感や判断のしやすさがある。
※背面のボタン類も押しにくいしファインダーを覗いたままの時は探しずらい。
USB-Cコネクターになり充電できるのは良い！
しか～し、それらを「どーでもいいじゃん」と思わせる魅力があるのが
X100Vでした。
手軽で上質な使い心地。
外装の質感の高さ。
※レンズキャップ（アルミ？）の裏はスエード調のものが張ってある。
道具として手になじむ大きさと重さ。
なんといっても画質の良さ。
特に色の表現の多彩さと高感度の絵作りのうまさ。
※上は割いて遺憾殿ISO160、下は再高感度のISO12800
EVFとOVF（光学ファインダー）を使い分けられること。
売れているそうです。
このカメラを買う人がまだ多いということは
感性を優先することができる人間がまだまだたくさんいて喜ばしいことです。
