12日間、ニコンのミラーレス一眼カメラ「Z30」を使う機会がありました。
今のシリーズでは一番下のエントリー機。
イメージセンサー(光を受ける素子)がAPS-Cというサイズで私が普段仕事に使っているフルサイズセンサーよりだいぶ小さい。だからボディやレンズも小さく軽くできるし、カメラの動作も軽快です。
APS-Cセンサーの大きさ:約23.6mm×15.8mm
フルサイズセンサーの大きさ:約36mm×24mm
面積にすると倍以上違います。
さて、今回は作例は後日アップしますが、今日が返却期限でした。
とてもきれいに写ります。でも老眼の身としてはEVFはやはりほしいです。
被写体を見て、液晶画面で構図など確認するには目の焦点が合いません。
スマホもそうですが、老眼になる前の人たちに向いた写真機だと痛感しました。
Z30を一目見て、似ていると感じた昔のニコンのカメラと一緒に写してみました。
Z30のモードダイヤルの雰囲気がそっくりでしょ!
この上に写っているカメラは水中カメラのニコノスIII。
1975年7月に発売されたカメラで、水中50mまで撮影可能です。
何とレンズの着脱は左右どちらに回しても出来ちゃうのです。
ま、一応今回は普通のネジを緩める方向で。
多くのレンズ交換式カメラはこの方向に回してレンズを外します。
どっこい、普通のニコンのレンズ交換式のマウントや最新のZマウントは逆。
時計回しに回すと外れます。
私はニコン歴45年近くになるので違和感ないのですが、
職業柄様々なカメラを所有して使っています。
それで慣れてしまい、ニコンに戻るとびっくりします。
日常生活では緩めるときは反時計回り、締めるときは時計回りです。
FマウントからZマウントに変わった時。多くのユーザーや購入希望者はこの回転方向が一般的な向きになってくれると思っていたでしょう。
とても残念です。
でもたぶん僕は死ぬまでニコンを使い続けるでしょう。
最近のカメラは動画の撮影ができます。
音声の収録が必要になったので本体にマイクが内蔵されています。
音質はそれほど悪くないのですが、風に弱いのが困りもの。
ビュービュー、ガサガサ、バリバリなどと大きな音を拾ってしまいます。
これを回避するのが「モフモフ」と呼ぶものです。
カメラがかわいらしく見えます。
正式名称は「ウインドマフ」と呼ぶそうです。
でも昔から「windjammer」、「windscreen」という言葉は使っていました。