つい数日前までJPS展を開催していた場所で
今日から「世界報道写真展2021」が始まります。
https://www.asahi.com/event/wpph/
会期は8月9日(月・祝)までという長期間。
これだけ長いならJPS展に1週間貸してほしかった・・・
(そんな簡単なことじゃないけど、笑)
僕は昨日、内覧会に行きました。
広々としたレイアウトと壁面の赤と青の2色が強烈です。
海外ジャーナリズムフォトは、典型的な日本人の感覚からすると
絵作りのやり過ぎでは?と感じますが、これが世界基準なのでしょう。
入り口受付付近は地味です。もっと説明をわかりやすく
そしてこのスペースを有効に使える感じがします。
新聞社が主催だとこんな感じなのでしょうか。
作品は本当にうまく制作されていると思います。
実際目の前で起きていることを適切な構図とシャッターチャンス、
そして適切(と信じましょう)な設定や機材で写しています。
加えて効果的な画像処理を行っています。
多くの作品から選ばれたので素晴らしいの一言です。
僕は拘置所の小さな扉の前で花を持ち、保釈する人を待つ女性の作品が好きです。
(でもちょっと演出感もある・・・映画の一場面のような)
人間は長期にわたり争いをしてきています。
現在も続いていますが、様々な思いを持つ人が接触していれば争いは生じます。
如何にそれを暴力にならずに早急に解決してゆくのかが政治家の役割でしょう。
いつも被害を受けるのは僕たち市井の民なんです。
幸せに暮らす権利があるのです。
そう改めて思わせてくれる内容でした。
一枚の大きなプリントに絵柄も文章も一緒に印刷しています。
文字が小さすぎるのと、どの写真を説明しているのかわかりづらいと感じました。
若いジャーナリストさんやデザイナーさんなどは視力も良いでしょうけど、
多くの老眼、遠視者にも配慮してくださると嬉しいなあ。
詳しくはこちら
https://www.asahi.com/event/wpph/pdf/press-relearse.pdf
撮影機材:ニコンD850、VR24-70mmF2.8、Irix11mmF4