あー探しちゃあいけないと思いつつ、やってしまった。
ECM-23Fというキーワードをヤフオクとメルカリで検索してしまう。
タイトルにもある通り、ソニーのマイクロフォンです。
若いころのあこがれ。
アマチュア用としてはトップクラスのマイクです。
初代は、ECM-23Fで今回のものは2代目。
ON/OFFスイッチがついて、若干レンジも広がり、外観の塗装がガンメタになり、
目立たなくなりました。
発売は1987年の秋の様です。
カタログはこちらのサイトにありました。
http://www.video-koubou-topaz.jp/AUDIO-PHOTO/SONY-MIC-1987-10-004.jpg
2本だと5諭吉ですね。
今回はその数分の一のお値段でした。
安いです。
何故かというとマイク先端に取り付けるメッシュのウインドスクリーンがないのです。
直径27mmですから、スポンジかモフモフですが、汎用品が入手できます。
さて外観は塗装にいくつかの小さな擦りキズがありますが、
ぶつけたり落下の痕跡はなく、コネクターもきれいです。
付属ケーブルは2本ともおそらく未使用。
たぶん両端がXLRのものを使ったのでしょう。
ここまでは良かったのですが、電池室を見てびっくり。
見たことないブランドの電池が入っていましたが(容量も残っていました)、
2本とも各所に電池の液漏れの後に発生する、
白や緑の粉がたくさん付着していました。
上部にも広がるのは珍しい。
他方は、
コネクター内側にも
幸い、マイナス極のバネはしっかりしていました。
これはおそらく、長期間電池入れっぱなしで使わなかったからでしょう。
きっと、ダメになった電池は交換したと思われます。
電池なんて抜いて売ればよいのにね。
オークションの写真や説明には一切内部のことは触れていませんでした。
気を取り直してお掃除を。チマチマした作業・・・
まあ何とか見れるくらいに。動作するのかな?不安
メッキも侵食してしまう。
インピーダンスも200オームだったのですね。600オームかと思っていました。
さてミキサーに繋いで確認です。
2本とも大丈夫でした。
指向性がけっこう鋭く、メリハリのある音に感じました。
自分の声で試しただけですが・・・
さて、これで似た者3兄弟が揃いました。おなか一杯。
前回のブログも見てくださいね。
https://kawacame1959.hatenablog.com/entry/2022/06/20/213535
でも質感は4諭吉のECM-54には及ばないなあ。