1997年に完成して25年になる自宅のキッチンを改修しました。
始めはシステムキッチンだけで30諭吉くらいで済むだろうと思っていたのですが、
大幅リニューアルということで、設計士さんに依頼して
何度かの打ち合わせを経て8月4日に工事が始まりました。
キッチンなど解体、壁の撤去。
ガレージは廃材で埋まる
2日目は壁など新設工事、床の粗削り。
3日目にフローリング床(ヒノキ無垢材)を細かく削り、天井と床の塗装。
↑ 床は塗料というよりワックスです。塗ってしばらく待ってから布でふき取ります。しみこませて仕上げます。吹き上げた布をまとめてしまうと自然発火するそうです。
↑ 塗装まで終わった状態
休日を挟んで4日目に大物の搬入が始まりました。トラックと荷台を利用した足場から2階の窓から入れましたがギリギリ。
↑ ステンレスのトップも結構大変。
5日目は電気、ガスコンロ、レンジフードなど設置工事。
6日目、水道配管工事とガス開通工事。
7日目は壁の塗装の下地処理と乾燥。
8日目は漆喰塗装。
9日目、最後は家具職人さんの戸だなと引き出しの設置工事。
で、終わったのが13日の夕方でした。
途中一日だけ休みがあったので、工期は9日間でした。
↑ 上方の扉が白く写っているのは天井照明の反射です。木材部はスギ、トップはステンレス1枚板です。
↑ シンクが狭くなりましたが、最近は小さいものが多いようです。もう少し幅があっても良かったような・・・
↑ タイルはまさか足立区で使われるとは思わなんだイタリアのQUINTESSENZA社のGENESIシリーズ。表面が波のように凸凹しています。
https://www.quintessenzaceramiche.it/
目地材は深いブルーです。レンジフードはステンのはずなのになぜか磁石が付く・・・?
↑ 大変だったのは排水管工事。初めは蛇腹のホースでつないでましたが、設計上はパイプです。可動式の棚が入るので、ホースだと干渉しますし、傷みます。この直しに半日かかりました。(上の写真は工事前の状態で、下は全て済んだ状態)
※ 間違えた配管はこちら ↓
↑ 家具職人さんならでは造作で、現場での設置と細かい修正にまる一日かかりました。水戸から来ていただきました。
スギの家具は無塗装にします。
まだレンジフードの取り付けが完全ではなく
来週、修正工事が残っています。
いろいろな業者さんが来たので、見ていて楽しかったのですが、
台所が使えないのは日常生活にはとても不便で弁当などでしのぎました。
今回は女性の設計士さんだったので、きめ細かく設計と現場指示をしてくれました。
お世話になりました。
費用は一般的な小型自動車の価格と同程度となってしまいました。
持ち家は年月が経つとメンテナンスに費用が掛かります。
次は屋根だなー。