下町写真家、今日もはよから起きてみたけど

日本の写真家です、報道に行くつもりが物撮りに。

アキバカート、やはり迷惑?

仕事が終わって帰路、中央通りに出ましたらなんか進みが悪い。

前方にカート10台の集団が低速走行していました。

信号待ちにて

ちょうど末広町の交差点で私は右折車線に出たら斜め前に見えました。

カートはノーヘルでも良いらしいし、右側の車線(第2走行車線?)を走行しても良いのでしたっけ?2段階右折もしなくてよい?

いずれにせよあまり安全ではないし、交通の流れを妨げていることは事実でした。

 

蔵前橋通りから右折してきた。

発進!

実は何年か前に私も借りてお台場や半蔵門へ行きました。

ヘルメット被ってブーツとグローブもしました。

やはり加速がイマイチなのと、坂が登れない(30キロでない)。

そして乗車位置も低いのが怖い。

公道の乗り物としてはやはり危険と感じました。

 

曼珠沙華、ヒガンバナをPENTAX645Dで撮影。千葉県松戸市祖光院

最近めったに使わなくなったPENTAX 645D、中判カメラです。

たまには使ってあげないとと思い、ちょうどシーズンのヒガンバナを写しに行きました。

場所はウチから1時間以内で行ける松戸市の「祖光院」。

ミニ巾着田とも言われています。

開花情報などみたら、今年は全く不作。

やはり暑さの影響でしょうか?

でも連日デスクワークだったので外でストレス解消ということで出かけました。

松戸駅から新京成で15分くらいすると「常盤平(ときわだいら)」に到着します。

ここは桜並木でも有名です。

こことは反対側に出ます。

ここから住宅街を歩いて10分少し。途中狭い道を車がけっこう走っていますのでなるべく線路沿いの道で行くのがお勧めです。

 

駐車場もありますがこの時期は境内ではなく50mほど先の第2駐車場へ。

バイクも停められますが、ウチからだと電車の方が圧倒的に早く着きます。

入口はちょっとつまらないですね。

六地蔵が迎えてくれます。地獄道、餓鬼道、畜生道修羅道、人道、天道の順に並ぶというがその名称は諸説あるらしい。

さて、ヒガンバナ。本当に少ない!

これまで何度か訪れているがこんなことは初めて。

花のじゅうたんという感じは全くない。

自然とはそういうものです。

外の道路から見た境内、少しでも多く見える場所で撮影

赤い花がほとんどですが黄色や白も少し咲いています。

とにかく今回は全数が少なくスカスカで地面も見えるので沢山に見せるのが大変。

背景が違うと雰囲気変わりますね。

カメラはセンサーサイズがニコンZ8などのフルサイズより1.7倍くらい面積が大きいのです。アスペクト(画面の縦横比)は3:4でニコンキヤノンソニー、フジの一眼カメラの2:3とは異なります。パナソニックオリンパスのカメラと同じ比率です。

 

手振れ補正もないし、大きくメモリーへの書き込み速度や液晶画面の表示速度も大変遅いので急いでいるときには使えません。

使ったレンズは超広角25mm、標準75mm、中望遠マクロの120mmを持ってゆきました。シャッター音も大きいしミラーショックもあります。これぞ「写した感」があるカメラです。

杉の木や竹林もあります。駐車場にはかわいいバイクが停まっていました。

帰りは裏側から車の通りを避けて駅まで。

600枚以上RAWとJPEGfineの同時記録してバッテリーはほとんど減りません。

これでも4500万画素くらいあるのです。電池は多くのカメラで使っている小さな電池です。7.4V2300mAhです。今のミラーレスのように大食いではありません。

25mmレンズ、40万円くらいで苦労して買いましたがあっという間に販売中止に。怪しい背景があるようです笑

この液晶表示は抜群に見やすい。

 

富士フイルム 中判デジタルカメラGFX100IIを触ってきました。チルトシフトレンズが2本も!

※三脚座の位置に注目

出ることはわかっていましたが、急展開の発表でした。

中判センサーと言っても、フィルム時代のブローニーフィルムを使う中判より

画面サイズが小さくて43.8×32.9mmでフルサイズの約1.7倍の面積となります。

アスペクト比は4:3です。これは私が好きな比率です。

fujifilm-x.com

さて、これまでと大きく変わった点は多いのですが、連写もAFも速度が上がりました。

バッテリーも各社フルサイズの中・上位機種で使われているものとほぼ同容量で500枚は撮れるそうです。USB-C端子もLAN端子も付いて拡張性が高く動画性能も上がりました。何よりも中判だからしょうがないというあきらめの部分が激減しました。

持ちやすく、操作性も良い。それほど重くない(レンズは重いですが・・・)

 

SSDを外部に繋いで撮影すればカードの発熱も避けられますし、撮影後のワークフローもひと手間減らせます。

 

そして、上部液晶が大型化され、必要な情報が明確にわかります。ニコンにできていない白・黒の反転もできます。視力が落ちてくると白背景の黒文字がありがたいのです。

ボタン一つで変更。やや後ろから見てもコントラストが良い。

 

そして何よりもうれしいのは光軸を変えられるテルトやシフト機能があるレンズが加わったことです。

 

GF30mmF5.6 T/S 

 fujifilm-x.com

上下に最大にシフトした場合の撮影範囲の変化。これだけあれば十分

 

24mm相当なので料理やテーブルフォトには広めの画角。逆アオリ時の周辺のボケも秀逸。

 

 

GF110mmF5.6 T/S Macro

 fujifilm-x.com

思ったより重くないです。仕上げ感が抜群によい。

ヘリコイドを回すとこのように先端が変化します。開放5.6だから前玉小さい。これで十分。

内部は植毛処理、煽動部は工芸品の様。金属ブロックからの削りだしだそうです。

チルトシフトができるレンズは業務用として、建築物、商品、料理、風景などの撮影や複写に欠かせない機能を持たレンズです。

私はニッコールを使っていますがPCニッコール85mmが収入の半分以上をたたき出してくれます。

今回のGFX用のチルトシフトレンズは各60万円台で、ボディは120万円弱になりそうです。あー、いま200諭吉が手元に会ったら予約しちゃいそうです。

 

そういえばミラーレスのコンシューマー機で初めての純正アオリ可能レンズかも。

待っているよニコンさん、Zマウント用。

 

ニコンZ8があればZ9はいらない?

ニコンの一眼カメラ(レンズが交換できるカメラ)は大きく分けてDシリーズという一眼レフカメラとZシリーズというミラーレスカメラの2種類があります。

簡単に言えばミラーレスは小型軽量。取り付けられるレンズが以前とは変わりました。

私は長くDシリーズ(一眼レフ)とその交換レンズを使ってきたので、ボディは10台以上、レンズも30本以上所有しています。

その環境から新しいZシリーズのボディを導入するのは大きな賭けでもあります。

とはいっても、機材関係の審査員や写真講師をやっている以上新しい機材を拒むことはできません。ましてや仕事の現場でもクライアントは新しい機材を使っている写真家に仕事を任せたいでしょう。

ということで、最初はZ6を購入し交換レンズはマウントアダプターで以前からのレンズを使っていました。で、たまたま余裕があったので、Z9を購入したのが2年前。更に今年はZ9とほぼ同じ画像が得られるZ8を無理して導入しました。そして新しいZ専用レンズも3本揃いました。思えば怒涛のミラーレス化です。

 

さて、Z8は小型軽量ゆえに「大きく重く高価なZ9は不要」論があちこちから聞こえてきます。確かに出てくる絵は同じと考えてよいでしょう。機能もほぼ同じです。

が、細かい点はかなり違います。やはりZ9は必要なのです。

あまり言われていない、Z9の有利な点を挙げましょう。

・バッテリーが長持ち

上がZ9、下がZ8用と同サイズのもの(やや以前の型)

電圧が高いほうがシステムを動かすときは有利です。スピードや余裕が違います。

容量も大きいので撮影可能枚数も増えます。もちろん上のバッテリーの方が大きくて重くて高額になりますが。

・発熱が少ない(放熱が良い)

Z8は使っていて左手側のボディの下が熱を持ちます。Z9はあまり感じません。デジタルカメラの大敵は熱です。大きなボディは放熱に有利となります。ソニーもα9系はもっと大きくしたほうが良いとずーと思っています。

 

・上面の液晶表示の見やすさ

以前から何となく感じていたのですが、斜め後ろからZ8のボディ上面にある液晶表示が見づらいのです。コントラストが低い!今日同条件でZ9と比べてびっくり。Z9流石です。Z8の説明会のときに私は質問しました。「上の液晶表示はZ9と同じですか?」。「そうです」という返事でした。

 

という感じで電気的性能は一緒だとしても信頼性や機構などはけっこう差があるようです。

重くて大変ですが快適に撮影できて失敗を減らしたいならメイン機種としてはZ9を選ぶべきでしょう。

トゥーランのタイヤに木ネジが!Licht Rさんで修理してもらいました。

昨日、車を32日ぶりに自宅ガレージに戻して

朝一で洗車して八柱へ往復、約26キロ走行。

そして今朝早朝に護国寺へ。

到着して何気に左後輪のタイヤを見たら溝の中に光るものが・・・

水は空気漏れを見るため

うっかり抜いてしまったのですが、木ネジです。

頭部は路面で削れていました。

 

★ひと月間、自宅修繕中だったのでガレージは車をどけて資材置き場や作業場となっていました。作業が全て終わってから木ネジやタッピングビス2本、屋根材の金属片など見つけました。

クルマをガレージに戻す際は注意深くねじ・くぎ類を探したのですが、これが残っていたのですね。

 

車載の精製水を吹きかけると泡は出ませんので空気は洩れてないようです。

この車のタイヤはコンチネンタルのプラミアムコンタクト5

215/55R17で「コンチシール」というパンクによる穴をふさぐ処理が内部にしてある製品です。なのでつい安心して木ネジを抜いたのでしたが、それがあとで困ったことに。

護国寺から約12キロを走行し帰宅。

運転していても違和感もなく目視でも空気は抜けていないようです。

 

でも明日と明後日も車を使うので不安になり近所でパンク修理してくれる店を探しました。シールタイヤなのでGSでは不安です。

Lichi Rさんという店が比較的近いので電話しました。

「なんで抜いてしまったのか」、「早く修理してほしい」、「空気抜けたら絶対走行してはダメ」などと強くアドバイスされ、ちょっと怖いなあと感じたのですが、

そんなことは言ってられません。15時過ぎなら対応できるというので行きました。

 

店は大きくないけど整っています。

ちょっと怖そうなオジサマが・・・

でも親切に説明しながら、本来は交換が望ましいが修理できる。

お客さんの意思次第と言ってくれたので修理をお願いしました。

各ホイール5個のスタッドボルトのうち一つはこのアダプターがないトレンチで回せません。20種類以上違うものがあるようです。

刺さったものを抜いてしまうと刺さった向きがわからなくなるから修理用のゴムプラグを入れる向きもわからなくなるということでした。そして普通のタイヤだと抜くと空気が漏れ出しますね。

スクリューリーマーで穴を広げている。これを抜いても中の空気は洩れなかった。恐るべしコンチシール!

 

シールタイヤやランフラットタイヤはパンクした際に短距離なら走行できるが

最終的には新品交換が必要だそうです。

でも今回は修理できる状態だそうです。

(ただいま3年8カ月で21,000キロ走行、「まだまだ使えるよ」とのことです)

プラグを射しこんで漏れがないかチェック。昨日洗車したのでホイールがきれい。

パンク修理剤を使ったタイヤはホイールから外すと中から液体が出てきて大変だということも話していました。

「普通のタイヤが一番いいよ」、「スペアタイヤを載せておくべき」と語っていました。

修理はとても丁寧で素早く、工具も適切に使われていました。

最後にタイヤ4本すべてに軽くワックスを塗布してくれて空気も入れてくれました。

代金は2,200円!

説明やいろいろな会話を入れても30分で終わりました。

足立区、葛飾区にお住まいの方、このお店いかがでしょうか?

環七より内側です。

東京都足立区東和3丁目10-28

★今回お世話になったLicht RさんのFBはこちら。

https://www.facebook.com/licht.r.tlre/?locale=ja_JP

外車だけではなく軽自動車やトラックのタイヤ、ホイールまで面倒見てくれます。

電話の声は怖かったけど信頼おけそうなお店です。

 

今度のタイヤ交換はここに頼もう。

ミシュランのプライマシー4プラスを勧められました。

2023年7月22日土曜日は足立の花火 ニコンZ9とタムロン高倍率ズームで撮ってみた

4年ぶりの開催?

私自身は6年ぶりに訪れた花火大会。

もう実際の写し方すら朧気です。理屈は知っていますけど・・・

 

家から自転車で行ける場所なのですが、前回のぎゅうぎゅう詰めに嫌気がさしたので

今回は多少花火が隠れても一番自宅に近い場所にしました。

東京拘置所のすぐ前に荒川土手があります。

首都高速川口線も通っている場所です。

自転車は手前の公園に停めて、土手を上がってすぐの場所です。

アスファルトの通路はいざという時に危ないので

土手の斜面の一番上に三脚を設置。

この時18時、開始時間は19:20です。

リモコンが放置。お巡りさんが「誰のですか?ドローン飛ばしますか」と聞きまわっていました。

数百メートル上流の打ち上げ場所付近はすでに混雑している感じです。

今回の撮影場所からだと千代田線、常磐線つくばエキスプレス東武伊勢崎線

の橋があるので、水面の打ち上げ地点は隠れますが

打ち上がった花火は見えると予想してこの場所にしました。

会場の挨拶などが聴こえないので19:25頃いきなり花火が始まりました。

今回の機材はニコンZ9とタムロンの18-400mmという高倍率ズームレンズ。

フルサイズではなくAPS-Cです。

素数は充分だし、レンズ交換の手間もないので多少画質は犠牲にして

割り切りました。まあ、楽しみ優先で。

三脚はGitzo、雲台はハスキー、リモートコードも使います。

虫よけスプレー、懐中電灯(LEDライト)、折りたたみの椅子は必須です。

 

とにかく人が密集する場所が嫌なので、ついた時点で撮影者がいない場所を選びました。この前に信号を渡る際に僕の前を追い越していった筋肉質の若者も撮影目的だったようで場所を探していましたが、結局僕の斜め後ろに三脚を立てていました。

その後はどんどん増えて、振り向くとたくさんのカメラマン。

飲み物こぼす人、タバコ吸う人・・・かんべんしてくれーーー!

土手の斜面の方が橋の下の水面も少し見えるから良いはずなのに。

アスファルトの通路に立ったまま。

しゃがんでみないと違う世界も見えてきませんよ。

まあ、僕の前や横は誰もいないから快適ではあったけど。

風が心地よくて日が涼むと涼しかった。

楽しめました。

主な撮影データはISO50~200

絞りF11、シャッターはバルブ(2秒から20秒くらいまで花火によって変えました)

手振れ補正はOFF、マニュアルフォーカス。

このレンズ、マニュアルフォーカスのリングが渋いのと合わせづらくて苦労しました。

しかしZ9の画質のおかげでそこそこの質はキープ出来ました。

終わって10分後20:30、下流

帰りは綾瀬駅までも人の波でした。

ニコンZ8、バッテリーの持ちについて、そしてHOT CARD表示が!

ニコンのスペック表記は控えめなのは昔からのこと。

ニコンが公開しているのは、

 

静止画モード(1コマ撮影):撮影可能コマ数
モニターモード[ファインダーのみ]時:
[パワーセーブ(静止画モード)]が[ON]の場合:約340コマ

 

で、昨日改めてスナップ撮影しましたところ、

全てRAW+JPEG fine 単写がほとんど、レンズはZ 21-120mmF4とZ 70-200mmF2.8

バッテリーは推奨ではない少し古いEN-EL15aを使いました。

これはZ8に附属してきたEN-EL15cより容量が小さい。

1本目は、静止画478枚+4K60pの動画が2本(2分39秒と3分39秒)で残量ゼロ。

2本目は静止画118枚写して残量84%。

撮影直後たびたび液晶モニターでプレビューしていました。

実用的な使い方だと思います。

静止画連写だと1000枚以上は写せたことを確認しています。

なので一般的な使用ではバッテリーは2本あれば十分。

もちろん、新しいEN-EL15cを使ってください。もっとよい数字が出ます。

 

さて、Z8を使っていて気が付いたのはボディ底左側(背後から見て)が温まります。

そして昨日は気温も高い日だったので、動画撮影中にカードの温度上昇警告マークが現れました。

※追記:小さなテーブル三脚ごと落下しないようにカメラのグリップを強く握りしめていました。放熱を妨げていたことも原因かもしれません。

 

カメラ本体の温度よりメモリーカードの温度管理の方が重要であることがわかります。

 

それにしてもZ9より軽くて小さいのは本当に助かります。

これからはZ8がメインになりそうです。