最近めったに使わなくなったPENTAX 645D、中判カメラです。
たまには使ってあげないとと思い、ちょうどシーズンのヒガンバナを写しに行きました。
場所はウチから1時間以内で行ける松戸市の「祖光院」。
ミニ巾着田とも言われています。
開花情報などみたら、今年は全く不作。
やはり暑さの影響でしょうか?
でも連日デスクワークだったので外でストレス解消ということで出かけました。
松戸駅から新京成で15分くらいすると「常盤平(ときわだいら)」に到着します。
ここは桜並木でも有名です。
ここから住宅街を歩いて10分少し。途中狭い道を車がけっこう走っていますのでなるべく線路沿いの道で行くのがお勧めです。
駐車場もありますがこの時期は境内ではなく50mほど先の第2駐車場へ。
バイクも停められますが、ウチからだと電車の方が圧倒的に早く着きます。
入口はちょっとつまらないですね。
六地蔵が迎えてくれます。地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道の順に並ぶというがその名称は諸説あるらしい。
さて、ヒガンバナ。本当に少ない!
これまで何度か訪れているがこんなことは初めて。
花のじゅうたんという感じは全くない。
自然とはそういうものです。
赤い花がほとんどですが黄色や白も少し咲いています。
とにかく今回は全数が少なくスカスカで地面も見えるので沢山に見せるのが大変。
背景が違うと雰囲気変わりますね。
カメラはセンサーサイズがニコンZ8などのフルサイズより1.7倍くらい面積が大きいのです。アスペクト(画面の縦横比)は3:4でニコンやキヤノン、ソニー、フジの一眼カメラの2:3とは異なります。パナソニックやオリンパスのカメラと同じ比率です。
手振れ補正もないし、大きくメモリーへの書き込み速度や液晶画面の表示速度も大変遅いので急いでいるときには使えません。
使ったレンズは超広角25mm、標準75mm、中望遠マクロの120mmを持ってゆきました。シャッター音も大きいしミラーショックもあります。これぞ「写した感」があるカメラです。
杉の木や竹林もあります。駐車場にはかわいいバイクが停まっていました。
帰りは裏側から車の通りを避けて駅まで。
600枚以上RAWとJPEGfineの同時記録してバッテリーはほとんど減りません。
これでも4500万画素くらいあるのです。電池は多くのカメラで使っている小さな電池です。7.4V2300mAhです。今のミラーレスのように大食いではありません。