ブログが新しくなり初めての写真ネタです。
僕の仕事はフォトグラファー。
日本語で言えば「写真家」→ 確定申告でも使っています。
ということで照明機材も業務用を使います。
1999年に新品で購入して一番使っているのが
プロペット(旧カコストロボ、日立コンデンサ)の出力1200Ws
のジェネレーター(電源部)と2灯の発光部です。
当時セットで直販で30数万円でした。
先日の出張撮影で途中から1灯が発光しなくなりました。
この場合やってみるのが、3つある出力端子の変更、ケーブルの交換
ですが、両方とも試してもダメ。
その日は予備のモノブロック(電源一体型のストロボ)があったので
それで撮影自体は問題なく進行しました。
5つの部品はテスターでチェックしても異常はないようでしたが・・・
基盤実装状態では正確にはわかりません。
さて、放電管が寿命かなと思って調べたらどうやら発光部本体内部が怪しそう。
後日、元浅草にあるサービスセンターで見てもらったら内部の故障で
修理に数万円かかるとのこと。
新品は今でもヨドバシで66,000円で売っています。
悩んでいたら、
「デモ機を半額で売ります」というありがたいお言葉が。
新品より2万円安かったのでそれで手を打ちました。
さて、デモ機が届いたのですがレフや保護キャップにへこみがある。
また仕事が一段落して昨日細部や内部も見たらさらにびっくり。
1. 製造番号が僕の使っているもの(1999年)より古い
2. レフの取り付け部にかなり擦れなどがある(使い込んでいる)
3. 放電管ブロックのオモテや裏を見ると僕のものと同程度の使用感がある
4. 内部のホコリの状態なども決して最近のものではない
※僕の使っている本体には矢印のセメント抵抗が見当たりません
5. ネジの受けが折れていて接着したような跡がある
ということで半額と言ってもこの状態では高すぎます。
部品だって年相応に劣化しているだろうし。
昨晩メールしました。
「返品します、お金返してください」と
さて、返事は来るでしょうか。
僕はこのメーカーが対応も修理も親切でサービスセンターが
行動範囲の導線にあるので好んで使っていました。
耐久性はあります。
モノブロックも使っています。
でも古いおじさんがいなくなったせいか会社の方針が変わったせいか
昨年、今回とサービスセンターを訪れて違和感を感じていました。
今回も内部を自分で見て、チョークコイルと思しき部品が1つ、
コンデンサと抵抗が各2つ、冷却ファンしか内部には部品がありません。
これを交換しても部品代は5,000円も行かないと思います。
僕だって電子工作や修理には素人ながら実績があるので多少はわかります。
そうしてあの時に「修理には数万掛かる」なんて言ったのでしょうか。
放電管がダメなら3~5万円は納得できますが放電管は異常なしです。
サービスセンターの返事を待ちますが
なんか騙された感じがして不信感一杯です。
悲しいなあ。
オマケ
本体を開けるにはネジ4本を回せばよいのですが
このネジ、30回転半回す必要があります、まあ途中はするする回りますが
けっこう面倒くさい。