下町写真家、今日もはよから起きてみたけど

日本の写真家です、報道に行くつもりが物撮りに。

Boschの家庭用電動ドライバーでボルトの頭を削ってきました。Godoxストロボの修理。

早1年半以上活躍しているGodoxのMS300モノブロックストロボですが、

ヘッドを固定する部分がロックできなくなりました。

 

原因はボルトのネジ山が削れてしまったせいです。

場合によっては大きな力がかかることもあるので仕方ないのかもしれません。

 

このような部品は中華メーカーには用意がなく、互換のボルトを探しましたが

ヒットするのは2つ。1つはステンレス製でもう一つは途中までネジ山を切ってある鉄製です。寸法を調べると頭の外周が2mm大きいことがわかりました。

これは両方とも同じでした。

ネットで注文した際に名称がわかりました。

角根丸頭ボルト(ネックキャレッジボルト・ラウンドヘッド・スクエアネック)

というやや特殊なものでした。

 

丸いものの外周を均等に削るのは手作業ではむつかしいので

いけないこととは知りつつ、電動ドライバーにボルトを加えさせて

万力でやすりを挟んで削りました。

時間かかりました・・・

今度は頭の高さ(厚み)があって、アンブレラを止める樹脂の部品が

取り付けられません。

頭を低くするために削りました。これは手でザリザリとやすりをかければすぐ完了。

ということで、明日からの撮影にも使えそうです。

まあ、ボルト1本で捨てるわけにもゆかないし、メーカーの修理も無理そうだったので

直って良かったです。

ボルトの品質はやはり日本製は剛性感があり。重量もあって、ネジ山もシャープに加工されています。小さな部品の品質も侮れません。

削ったのはわずか1グラム!

削っている時の動画です。

https://youtu.be/wMOGwkHJYfw