五智山遍照院總持寺(ごちさん へんじょういん そうじじ)というのが東京都足立区にある西新井大師の正式な名称だそうです。
826年に建立されたそうですが現在の本堂は昭和41年に火事で焼失して昭和46年に完成したそうです。中野区にある新井薬師と同じ真言宗豊山派です。
ここは浅草寺ほど観光地化していないので比較的ゆっくりお参りできます。
周辺の店も少なく娯楽的な要素は少ないのですが草ダンゴはおいしいですよ。
ウチでは毎年達磨をここで調達しています。毎年元旦の午前中にお参りするのですが今回は混雑を避けて1月4日の午前中に行きました。
綾瀬からは「はるかぜ」という小さなコミュニティバスに乗って終点の西新井駅東口まで40分、210円の旅です。
バス停からは徒歩で約15分で到着します。途中環七を渡るのが嫌ですね。
元旦の混みあう時は山門前からまっすぐ入れず左の路地から入ってゆきますが今日は全くガラガラ。時間も10時半前なので空いていて当然ですが。
なるべく他の人とは近づかないように配慮しながら行動しました。
参道の手前には古いお店が残っています。酒屋さんの前では例年おでんなどを食べながらお酒を飲む人もいるのに今年は椅子も出ていません。
↓ 今日の参道の手前ですがいつもの正月が人でごったがえしています。
山門は古めかしくて立派ですが2018年に改修補強工事をしました。その時に6m後退し前の広場が広がりました。詳しくは下記に。
https://www.shimz.co.jp/shimzdesign/topics/nishiarai.html
門をくぐると左に塩地蔵さん。イボなどを直してくれるといいます。
更に進んで左には達磨や破魔矢などの納め所。ここで一年間お世話になった達磨さんを納めます。
そして本堂へ。空いているので規制もなくお参りもゆっくりできました。
境内は空いています。天気も良く逆光の太陽がまぶしい。
さて達磨さんを選びます。今回も8号、1,900円でした。
出店が少ないです。例年の半分以下かもしれません。やはり飲食系が少ないと温かさや活気が感じられません。
梅が少し咲き始めたようです。望遠レンズが無くて小さく写っているのでわかりづらいですね。
門を出ると左の草ダンゴの「中田屋」さんが大きなビルになっているのでびっくり。昨年はあまり気が付きませんでした。しかもそのビルは老人ホームとなっていました。中田屋さんは古い建物だったころ割烹もやっていて、わが家が製パン業だったので足立区の製パン業組合で新年会が行われ、毎年父が楽しそうに行ったお店です。現在の老人ホームの経営母体はソニーグループになっているようです。人生の最後も外資系とは・・・
唐辛子を買いました。やはり唐辛子は調合してもらうのがおいしいです。容器には半分ほど入れて残りは袋に入れて密閉して冷凍庫に保管すると1年間くらい風味が持つそうです。主の付け爪が見事でした(笑)。
さて西新井大師駅前から北千住へ買い物があるのでバスに乗り大師を後にしました。
年賀状の整理もだいたい終わったし、やっとこれで正月やるべきことが終わったなというところです。
正月は忙しい!
明日から本格的に仕事再開です。でもその前に画像データの処理と見本と展示用のプリントを今日中にしないと。フリーの写真家というのは好きな時に休めるけど、いつでも仕事ができる体制にないといけません。もう30年そうしてます。