下町写真家、今日もはよから起きてみたけど

日本の写真家です、報道に行くつもりが物撮りに。

またまた神牛が増えた。Godox DP400IIIモノブロックストロボ

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↑ 左側のMS300ですが1年使って満足していました。ただチャージが遅いので人物撮影の際に決定的瞬間に間に合いません。物撮りがほとんどの私ですが、来週人物撮影があるのでフル発光でチャージタイム1秒のDP400IIIを試しに一台購入しました。届いてびっくりしたのは大きさと重さです。ウチにあるプロペットのmono400と比べたら倍以上の大きさです。

 今度の撮影ではメインをAD600ProにしてサブとしてDP400III、バックにAD100Proを使う予定です。カット数はそれほど多くないので電池でも問題ありません。(予備のACモノブロックも持ってゆきますが)

 より短い閃光時間の新製品QTIIIシリーズもありましたが、3倍の価格なのと、高速の被写体もあまり撮る機会もないので、今回は2万円台のDP400IIIで十分です。

http://www.godox.com/EN/Products_Studio_Flash_QTIII_Series.html

 

DP400IIIはとてもしっかりできていて、外観の仕上げもきれいです。

 それにしても低価格に驚きです。カメラメーカー純正のクリップオンストロボの価格って何なのでしょうか?

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↑ MS300は軽くて短いので携行性がとても良いのです。AD100Proはレンズポーチに入ります。AD600Proは重いのでスタンドもしっかりしたものが必要です。

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↑ 発光部の比較ですAD600Proは普通のボーエンスマウントですから互換性が広くて便利です。AD100Proはマグネット式でアクセサリーが装着できます。なお、MSとDPはモデリングランプをLEDに交換しています。付属するのは全長100mm×太さ30mmくらいの150wのタングステン電球です。

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↑ 各表示部です。MS300は1/32までしか落とせません。5段分です。昔は3段分くらいしか調光できなかったのですが、デジタルカメラ+開放値の明るいレンズを活かすためには7~8段落とせた方が活用範囲が広がります。

 ストロボといえば大光量が良しとされた時代から小光量・短時間閃光が求められる時代になりました。でも湯気の撮影などでは長時間発光のストロボが欲しいです。

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↑ ADはバッテーリータイプです。表示も見やすく操作性も良いです。でも実際はラジオトリガーからコントロールすることがほとんどですが。

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↑ ライトスタンドへの取り付け部が改良されています。MS300では樹脂がほとんどで、山が切ってあるためにガリガリと角度調節しますが、ちょうどよい角度にならずに困る場合が多いのです。DP400IIIではADシリーズと同じくどの位置でも固定できます。素材も金属が増えてがっちりしています。半面、重さが増してちょっと緩めると急にフリーになるので手を挟む危険があります。これは今後まだよくなるでしょう。

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↑ DP400IIIはレフのロック解除レバーがとても操作しやすくなっています。取り付けた際のレフのガタも少なくなりました。Godoxは改良が目覚ましいのです。

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↑ そういえば先月車から降ろす際にストロボを入れたバックごと落として、MS300についていたレフの縁が凹んでいました。グリッドレフが取り付けられなくなり、トンカチでたたいて修正しました。ちょっと雑ですが結果オーライ。アルミなので簡単でした。