東京都では非常事態宣言が延長されました。
都の美術館などでは閉館も緩和され、私たち写真関係者としてはホッとしています。
気を抜いているわけではありません。
さて、これから出てくる画像について、非難の意味で掲載しているわけではありません。実態を伝えています。人々が悪いわけではありません。政治や行政に責任があります。最初からうまくゆかないのはあたりまえ。日々改善してください。お願いします。
土曜日の午前、場所は都心のオアシス、代々木公園です。
到着したのは10：40。千代田線の代々木公園駅側の西門から入りました。
門にはたくさんの注意を喚起する看板が張り付けてあります。中でも今の旬はこれ。
そして園内のこれ。
これには呆れている方もたくさんいらっしゃることでしょう。僕はこの予算と人材をほかに有効利用してほしいと願う一都民です。
園内を原宿駅に向かい歩いてゆきます。ゆるやかな起伏があり大木も多く、気分が静まります・・・と思ったら大間違い。人が多い←僕もその一人。会話の声もどんどん聞こえます。自転車は専用道もあるのですが、ランナーは歩道を走ります。集団が多いので背後から走ってくると恐怖を憶えます。犬の散歩、ベビーカー、高齢者が少ないです。
運動をする人たちはマスクはしません。そりゃ本人にとっては危険ですから当たり前。
オレンジのネットの中では木々の調査をしているようです。この人たちは与えられた仕事をしているだけです。たとえ切る業者さんがいても、現場の人が悪いわけではありません。
東京都は外出は控えろ、密になるな、大声で会話するなマスクをしろと発信しています。それは効果がありますし納得できます。多くの人が極力守って暮らしています。
なのにどうして集まって騒ぐ場を作るのでしょうか？あと数十日で世界からコロナウイルスが消滅してしまうのでしょうか？ありえないでしょ。
五輪が終わって東京に爆発的な感染が起きたらどうしますか？知らん顔ですね。責任は取らないでしょう。来た人が悪いというかもしれません。
でもでもかわいそうなのは選手や五輪に向けて真面目に従事している方々なのです。そのような発信力がある方々もこれをやめさせるよう動いてほしいと感じます。
以下、園内の光景。運動や練習をしている人が多く、集団が目立ちます。
お互いの距離は近く、マスクの着用率も低くなります。運動の際や直後にマスクしていたら体調が悪化してしまいます。
長引く非常事態宣言で慣れやストレスで、こういう状況になることは研究者じゃなくても予測できます。東京都もこの実態を見て見ぬふりです。実態に即した適切な対策をタイムリーに行ってほしいですね。
都民、国民ももう少し辛抱して注意して行動してほしいです。
なるべく集団にならないようにくらいはできると思います。距離ももう少し保ちましょう。集まるとどうしても近くなるのは僕も同じです。常に気分を引き締めたいものです。
代々木公園を通り過ぎて、若年層の感染者が増えなければよいなあと思いました。
