先月一度、Photoshopで作業中急にフリーズして画面が真っ暗に。
再起動するもどうも画面表示がすぐ消えたりしました。
エラー表示を見るとグラフィックボードのエラーの様です。
何度が再起動の後、動作するようになったのでグラフィックボードのファームを最新のものに更新しました。
それからは普通に使えていたのですが、昨日の午後同じくPhotoshop作業中に
エラー表示とフリーズを起こしました。
4回目の再起動で解像度が荒く(大きな文字で)表示され起動は出来ましたが
ファンの音が大きくなったままです。
グラフィックボードを交換するしかないのかなと思ったのですが、
特殊な機種なのであまり最新のボードはありません。
けっこう高額なので同一機種の中古を探すしかありません。
それでも仕事で使いたいので、ノートパソコンでやろうかとも思いましたが
「先ずは内部を掃除してみよう。きっと温度が上がっているかもしれない」
ということで内部の掃除を行いました。
このパソコン(ワークステーション)は大きくて重いのですが、
取っ手がついているので移動はやりやすいのです。
内部を開けたり、部品を着脱するにはネジなど不要で
レバーを倒したりひっぱたりすれば簡単に行えます。
横の板を開けたらホコリがうっすらと見えます。
右下にはHDDとSSD、その上は光学ドライブ、一番上は電源ユニット(1125W)、
中央の黒い部分は冷却ファンのユニット、下を開ければが拡張ボード類が見えます。
HDDとSSDはホコリだらけでした。
では、下のカバーを外しましょう。
Quadro K4200ボードが見えました。右側の空間はHDD類を外した部分です。
黒い大きなファンユニットも外します。引っ張るだけです。
うわ~凄いホコリ。特にCPUの放熱フィンの上が凄いです。
これじゃあ冷えない!
CPUはXion(ジーオン)E5-2687W v3というものを2つ積んでいます。
ワークステーションとしてはミドルクラスの下という感じでしょう。
2つあるのでアプリによっては高速な処理が可能です。
ほか部品類も信頼性が高いものを使用しています。
ファンはブロックに6個積んでいます。
ほか電源ブロックに2つ、HDD類の脇に2つ、K4200にも1つついているので、
本体内で11個のファンが動いているのです。でも内部の空間が広いので
ファンは比較的静かに回っています。
さて、グラフィックボードK4200を外します。静電気に注意!
実はこの作業だけ息子に手伝ってもらいました。硬かったので・・・
やはり埃だらけ。掃除と絵筆を使い優しくお掃除。
ファンユニットが一番大変でしたが、ストレージの枠にある2基のファン回りの
ホコリが詰まり具合が凄くて、これは高温になる原因の様でした。
きっと半分くらいしか風が通らなかったのでは・・・
上の画像はそこそこ掃除した後で、綿状の塊がいくつか取れました。
電源ユニットもずらせば外れます。
このファンも詰まり気味です。
キレイになった内部です。
底部にフエルトが張ってあるのは、床の上で本体の移動をスムースにするためです。
軽くずらせます。
全てを戻して終了。
元の場所に戻して配線も戻して。
結局4時間くらいかかってしまいました。
いまは正常に動作しています。