下町写真家、今日もはよから起きてみたけど

日本の写真家です、報道に行くつもりが物撮りに。

外付けSSDを追加しました。M.2規格のSSDは小さくて3倍速い!

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動画収録用にSSDを新調しました。

SSDとはSolid State Driveの略称で、各種のデジタルデータを記録する部品です。

最近価格が下がってきたので従来使われてきたHDD(Hard Disk Drive)に変わり使う人も増えました。主な違いですが、

   大きさ重さ 価格 消費電力 転送速度    用途

SSD  小    高い  少ない  速い   PCのOS用、一時保管、動画用 

HDD  大    安い  多い   遅い   一般の保存用

 

SSDメモリーカードを高速にして大容量にしたと考えてよいでしょう。

小さいのでスマホタブレットの主記憶装置として使われます。長期間電流を流さないと記録したデータが消えることがあります。年に一度は使いたいですね。

 

HDDは大きく重たいのですが大容量のデータを長期間保存しておくには安心です。

でも動画データを扱うには速度が遅すぎます。いくら高性能なパソコンを使ってもHDDじゃダメ!

 

本題に入ります。

今まで使っていたSSDは一般的には2.5型と呼ばれる大きさのものです。

ノートパソコンに多く使われるサイズです。

2.5型SSDと3.5型のHDDの大きさは、

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今回は思い切って、最新のM.2という規格のとても小さなSSDです。

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ブランドは信頼のウエスタンデジタル、WD BLUE SN550 容量は1テラです。

 

M2はただの基盤に見えます。パソコン内に組み込むのでしたら、基板の状態ですが、今回は外付け使用なので、ケースも買いました。

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両方で約16,000円となりました。

さてケースにSSDを組み込みますが、工具不要です。

開けて、差し込んで、閉じるだけ・・・

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静電気には注意してください。

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取扱説明書にはまったく触れられていないのが放熱用のアルミ板とシート。

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結局、アマゾンのサイトの画像を見て入れる場所や2枚の順を確認しました。

電子機器では放熱対策は重要です。ケースはアルミ製です。

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ケースを閉じて完成しましたが、PCに繋いですぐ使えるわけではありません。

このSSDUSBメモリなどとか違い、パソコンでの初期化が必要です。

いつもはNTFS形式ですが、今回はMacでも使えるようにexFATにしました。

完成したので動作チェックと転送速度を測ってみました。

※使用PCはHPのワークステーションZ850

転送元は内蔵しているSSD、約170分の4K動画データ、容量は116ギガと大きなものです。

USB3.0で接続された外部HDD(ウエスタンのRED、4テラ)へは 17分50秒。

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USB3.0で接続された外部SSD(ウエスタンのBLUE、1テラ)へは 6分26秒。

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SSDの方が3倍弱高速です。「京浜急行」と「のぞみ」くらい違います。